【複代理人】(ふくだいりにん)

概要
契約や入札に関する権限を持つ代理人から、さらに業務を委任された人物。

詳細説明
「複代理人」とは、元の代理人が自らの判断で、一定の範囲内の業務を別の者に再委任した場合に、その業務を実行する立場にある人を指します。たとえば、企業の代表者から委任を受けた代理人が、特定の案件や手続きを別の社員に任せるとき、その社員が複代理人となります。電子調達システムや契約実務においては、複代理人にも正式な権限付与や登録が必要であり、責任範囲の明確化が求められます。

関連用語
代理人、委任、受任者、委任状、契約権限、電子調達システム、権限委譲

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