【基準価格】(きじゅんかかく)

概要
契約の適正な履行が難しいと判断される入札価格に対し、調査の判断基準となる価格。

詳細説明
「基準価格」とは、公共工事や製造請負契約などで、極端に安い入札があった場合に「この価格では契約内容をきちんと履行できないのではないか」と判断される際の目安となる価格です。基準価格を下回る入札があった場合、発注機関は履行能力や積算根拠の妥当性を調査します。これは過度な低価格競争による品質低下や契約不履行を防ぐために設けられており、公正で安全な調達を維持するための重要な制度です。

関連用語
最低制限価格、不調査案件、契約履行能力、公共工事、総合評価落札方式、調達制度

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