【取止め】(とりやめ)

概要
入札の公正な実施が困難と判断された場合に、その入札手続きを中止する行為。

詳細説明
「取止め」とは、入札手続きにおいて、競争性や公平性が確保できない事情が発生した場合に、発注者の判断により入札そのものを中止する措置を指します。たとえば、仕様の誤り、参加者の偏り、外部環境の変化などにより適切な競争が見込めないと判断された場合に実施されます。取止めは、入札公告後や入札書提出前後のいずれの段階でも行われることがあり、その決定は通知書などを通じて関係事業者に伝達されます。

関連用語
入札中止、公正性確保、公告取消、不調、不成立、競争入札、電子調達システム

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